アスリートにとって表彰台で受け取るメダルは一生の宝物と言っても過言ではないはずだ。今年開催された2020年東京オリンピックの女子やり投げの競技で銀メダリストになったポーランドの選手が、そのメダルを重病に苦しむ乳児のために競売にかけることを決意した。『New York Post』『The Globe and Mail』などが伝えている。
ミロシェク君は米国スタンフォード大学医療センターで緊急に手術を受けなければならず、約150万ズウォティ(約4200万円)の渡航費と治療費が必要だった。『New York Post』によると、その半分はミロシェク君の家族が募金活動ですでに調達しており、マリア選手は残りの半分を補うために自分のメダルを役立てようと思ったようだ。
画像は『Maria M. Andrejczyk 2021年8月16日付Instagram「Medal, który wystawiłam w tamtym tygodniu na rzecz Miłoszka wylicytowała」、2021年7月13日付Instagram「To już ostatnia prosta do Tokio」』『New York Post 2021年8月18日付「Polish Olympian sold silver medal to raise money for infant’s surgery」(Siepomaga)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)