中日の柳が147球の熱投で完封勝利!平松氏「球種を絞りきれないピッチング」

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2021年08月21日 07:34  ベースボールキング

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完封で8勝目を挙げた中日・柳
◆ 散発の4安打1四球と好投

 中日の柳裕也が20日、本拠地での阪神戦に登板し、9回147球の熱投で完封勝利を収め、今季8勝目を手にした。

 打線が2回に阪神の守備の乱れに乗じて一挙5得点を奪うと、3ボールまで行く場面も多々見られたが、丁寧なピッチングでアウトを積み重ねていった。結局、終わってみれば与四球は1つで、得点圏に走者を背負ったのも4回の1度だけという素晴らしい内容だった。

 20日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「よく投げた。7回くらいで替わるかなと思いましたけど。今日のボールは中盤よくなかったと言っていたが、柳の緩急の使い方が素晴らしかった」と指摘。

 さらに、「ストレートとチェンジアップとカーブ、落ちるボールもあるけれど、これをほとんど同じくらい(の割合で)投げている。バッターとしては球種を絞りきれないピッチング。ボールがキレていたのと同様に、そこが良かったと思う」と続け、様々なボールを扱うことで的を絞らせなかった投球術に感嘆していた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • 昭和の球が緩い時代には、100球投手は馬鹿にされた。今は球の質が違う。点差があれば交代を。
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