FIFAビーチサッカーワールドカップ ロシア2021のグループA第2節が21日に行われ、ビーチサッカー日本代表はアメリカと対戦した。
初戦のパラグアイ戦に勝利した日本だが、この試合は第1ピリオド開始3分でガブリエル・シルヴェイラに強烈なオーバーヘッドで先制ゴールを決められる立ち上がりに。しかしながら、直後の4分に奥山正憲が相手GKクリストファー・トフの股の間を抜く右足のシュートを決め、同点に追いつく。
第2ピリオド突入後はなかなかゴールを奪えなかった両チームだったが、23分にキャプテンの茂怜羅オズが上里琢文のアシストから右足のボレーを決め、日本が逆転に成功する。
その後第3ピリオドでは、28分に大場崇晃が相手GKトフに倒されて得たPKを自ら成功させ、リードを2点に広げる。その直後、アメリカのアレッサンドロ・カナーレが、シルヴェイラのシュートのこぼれを押し込み、1点差に迫るも、日本は山内悠誠が左足でのシュートを突き刺し、再び点差を広げる。
諦めないアメリカもカナーレのクロスをニコラス・ペレアが合わせて1点差まで迫るが試合はこのまま終了。日本が4−3で逃げ切り、グループリーグ2連勝で決勝トーナメント進出が決定した。