大谷翔平が1安打2四球1盗塁で好機演出もチームは完封負け

○ インディアンス 3 − 0 エンゼルス ●
＜現地時間8月22日　BB＆Tボールパーク・アット・ヒストリック・ボーマン・フィールド＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（27）が22日（日本時間23日）、リトルリーグ発祥の地、ペンシルベニア州ウィリアムズポートで行われた「リトルリーグ・クラシック」インディアンス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2打数1安打1盗塁2四球と3度の出塁で好機を演出したが、試合には0−3で敗れた。

　大谷は初回、痛烈な打球でシフトを敷いた二遊間の間を破って右安打を放つと、一死後に今季19個目となる盗塁を成功させて二塁に進んだが、後続が続かず無得点に。2点を追う3回の第2打席は一死後に四球を選び、続くフレッチャーの右安打で一、三塁としたが、アップトンが併殺に倒れて再び無得点。3点差となって迎えた6回は先頭打者として打席に入るも、空振り三振に倒れた。

　8回には一死一、三塁の好機で打席がまわり、フルカウントからの7球目を選んで四球で出塁。一死満塁とチャンスを拡大させたが、フレッチャーが併殺に倒れ、試合も0−3で終了。大谷は打率を「.270」に良化させたが、チームは3連敗を喫して借金は「2」となった。