今夏チェルシーに復帰したベルギー代表FWロメル・ルカクが、同クラブで待望の初ゴールを挙げた。
ルカクは12日にインテルからチェルシー史上最高額となる9750万ポンド(約146億円)の移籍金で復帰。22日に行われたプレミアリーグ第2節のアーセナル戦に先発出場し、復帰後初出場を果たすと、15分に先制点を記録するなど、2−0での勝利に貢献した。
2011年8月から2014年7月までチェルシーに在籍していたルカクだが、レンタル移籍でクラブを離れている期間も多く、同クラブでは公式戦通算15試合の出場でノーゴールに終わっていた。そのため、アーセナル戦の得点がチェルシーでの初ゴールに。データサイト『OPTA』によると、ルカクは2011年8月にチェルシーデビューを飾ってから、9年と360日後に生まれた待望の初ゴールとなった。
期待された初戦で結果を残したことにルカクはクラブ公式サイトで、「僕にとっては最高のものであり、これまでの多くの中で最高のゴールだった。自分にとってどれほど感動的なものだったわかるだろう。押し込むだけだったが、ビルドアップは最高だったね」と喜びを語ると、次のように試合を振り返った。
「僕たちはとても良いプレーをしたし、支配もできた。もっと多くの得点を挙げることはできたかもしれないが、ここに来てこのパフォーマンスができたことは良かった。これを続けていかなければならない。これからは懸命に努力を続け、強くなっていかなければならない。なぜなら、プレミアリーグはとても競争的だからだ。挑戦する準備はできているから、うまく改善できるといいね」
開幕2連勝スタートとなったチェルシーは次節、同じく開幕2連勝を飾っているリヴァプールと28日にアウェイで対戦する。