バイエルンは23日、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒとの新契約締結を発表した。新たに契約を2年延長し、期間は2025年6月30日までとなる。
現在26歳のキミッヒはシュトゥットガルトの下部組織出身。ライプツィヒを経て、2015年夏にバイエルンに加入した。
バイエルンでは本職の守備的MFだけでなく右サイドバックでも活躍を見せ、これまでに公式戦通算264試合に出場。また、高精度のプレースキックを武器に数々のチャンスを演出し、30ゴール68アシストを記録している。6度のブンデスリーガ優勝や、3度のDFBポカール優勝などに加え、2019−20シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇を達成した。
キミッヒは発表に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「契約を延長した最も重要な理由は、ここバイエルンで毎日喜びを持って自分の情熱を追求できるからだ。僕にはすべてを達成できるチームがあり、多くのチームメイトが本当の友達になってくれている」
「そもそも僕がサッカーを始めた理由は、『楽しいはずだから』だった。僕はまだ自分の成長が終わったとは思っていないし、これから先、バイエルンでは多くの可能性があると確信している。それに、僕の家族はこの地に馴染んでいるんだ。ミュンヘンは第二の故郷のようなものだよ。このような組み合わせは、世界中どこを探してもないからね」