ウェストハムのデイヴィット・モイーズ監督が、将来に期待を寄せている。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。
モイーズ監督はエヴァートンやマンチェスター・U、レアル・ソシエダなどで指揮を執り、スラベン・ビリッチ氏の後任として2017年にウェストハム指揮官に就任。シーズン終了とともに退任していたが、2019年12月に2度目のウェストハム監督として現ポストに就き指導している。ウェストハムは昨シーズン、序盤から良い位置につけると、リーグ終盤までチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得ラインの4位以内をキープ。最終的にクラブ史上最多となる勝ち点を積み上げ6位でフィニッシュしヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。
この指導ぶりを評価され、6月にモイーズ監督は2024年まで延長。同監督はチームのクオリティを信じ、成功を確信しているようだ。
「このチームには素晴らしいキャラクターがある。ここ数シーズンで我々は大きく成長したと思う。実際、このチームは、これまで指導したどのチームよりも素晴らしい特徴があると思う。エヴァートンでも欧州の舞台やFAカップの決勝などで戦ったけど、このチームがこのまま続けていけばないか特別なことを成し遂げられる気がするんだ」
「私がこのチームの監督に就任した時は残留が目標だった。誰もが疑っていたから実力を証明する必要があったんだ。私は自分自身を疑ったことはない。だが証明する機会が必要だった。私を信じてくれたウェストハムの首脳陣には感謝しかないよ」