厳しいGK事情に悩むニューカッスル、指揮官が今夏の移籍市場に言及「財政的に難しい状況」

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2021年08月24日 23:56  サッカーキング

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ブルース監督がコメント [写真]=Getty Images
ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督が今夏の移籍市場についてコメントした。イギリスメディア『BTスポーツ』が伝えている。

 ニューカッスルは今夏、昨シーズンレンタルで加入していたイングランド人MFジョー・ウィロックを完全移籍でアーセナルから獲得。しかし、それ以外はDFイーサン・アンパドゥ(チェルシー)やDFアクセル・トゥアンゼベ(マンチェスター・U)など数多くの選手が獲得候補として名が挙がるばかりで、補強が進んでいない。

 ブルース監督は財政状況やスカッドを考慮し、これ以上の補強はないことを示唆。次のように語り、移籍市場について言及した。

「GKに問題があるから、4人のGKをスカッドに加えるこれまで聞いたこともない案を考えている。スカッドに余裕がないからローンで誰かを獲得するにしても誰かを放出しなければならない。財政的にも厳しい状況だ」

「我々を手助けしてくれるローンで獲得可能な選手がいれば挑戦はするが、完全移籍ということになれば、ありえないと断言できる。まだ少しやるべき仕事が残っているが、今夏はどのクラブも大変だった。これほど静かで動きがなく、多くのクラブにとって財政的に難しい状況はきいたことがないよ」

 ニューカッスルは守護神のファーストチョイスであるマルティン・ドゥブラフカは負傷により8週間程度の離脱。セカンドチョイスのカール・ダーロウは新型コロナウイルスに感染したため、すぐの起用はできないという苦しい台所事情になっている。
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