夏の甲子園・ベスト8が出揃う! 近畿勢が史上最多5校、4強独占の可能性も

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2021年08月25日 19:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

6回2失点と好投した近江・山田投手
◆ 史上初めて同一地区から5校がベスト8進出

 『第103回全国高等学校野球選手権大会』は25日、3回戦の4試合が行われ、準々決勝に進出する8校が出揃った。この日登場してきた近畿勢は智弁学園(奈良)、神戸国際大付(兵庫)、近江(滋賀)がいずれも3回戦を突破し、史上初めて同一地方から5校が準々決勝に進出した。

 第1試合は智弁学園が主砲・前川右京の2試合連続ホームランなど13安打7得点で日本航空(山梨)を下し、第2試合は明徳義塾(高知)がエース・代木大和の投打に渡る活躍で松商学園(長野)から完封勝利。

 延長までもつれた第3試合は、神戸国際大付のキャプテンを務める4番・西川侑志が逆転サヨナラタイムリーを含む4安打3打点の大活躍で、長崎商(長崎)との大激戦を制した。

 3回戦最後のカードとなった第4試合は、近江が盛岡大付(岩手)から効果的に得点を奪い、山田陽翔と岩佐直哉の継投で逃げ切り勝ち。ベスト8最後の1枠を掴んだ。

 第1試合で日本航空が敗れたため、40年ぶりに関東1都6県の代表校が全て3回戦で敗退した一方で、近畿勢は2回戦で近江に敗れた大阪桐蔭(大阪)も含めて、史上初めて全代表校が初戦を突破し、同一地方からは史上最多となる5校が準々決勝進出を決めた。

 26日に行われる準々決勝では、第4試合の神戸国際大付(兵庫)−近江(滋賀)の試合を除いて近畿勢同士の対戦がなく、夏の甲子園では史上初めて近畿勢がベスト4を独占する可能性もでてきた。


◆ 第12日目・8月25日(水)

<3回戦>
▼ 第1試合
日本航空(山梨) 1 − 7 智弁学園(奈良)

▼ 第2試合
松商学園(長野) 0 − 2 明徳義塾(高知)

▼ 第3試合
神戸国際大付(兵庫) 6 − 5 長崎商(長崎)

▼ 第4試合
盛岡大付(岩手) 4 − 7 近江(滋賀)


◆ 第13日目・8月26日(木)

<準々決勝>
▼ 第1試合
京都国際(京都)− 敦賀気比(福井)

▼ 第2試合
石見智翠館(島根)− 智弁和歌山(和歌山)

▼ 第3試合
明徳義塾(高知)− 智弁学園(奈良)

▼ 第4試合
神戸国際大付(兵庫)− 近江(滋賀)


【動画】智弁和歌山・前川が貫禄の2戦連発!
📡夏の甲子園🏟️

📝 この日も厳しいマークに苦しめられましたが、9回に意地の一撃!
🎦 @asahi_koshien pic.twitter.com/arF9wf8Bfj#高校野球— ベースボールキング⚾🥎 (@BaseballkingJP) August 25, 2021

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