夏の甲子園・近畿勢がベスト4独占 “最後の砦”明徳義塾もサヨナラ負けで敗退

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2021年08月26日 15:54  ベースボールキング

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『第103回全国高等学校野球選手権大会』
○ 智弁学園 3 − 2 明徳義塾 ●
<8月26日 準々決勝>

 第13日目の第3試合は智弁学園(奈良)が最終盤までもつれた一戦を9回逆転サヨナラで勝利し、26年ぶりの準決勝進出を決めた。

 試合は吉村優聖歩(明徳義塾)と西村王雅(智弁学園)の両先発が、ともに8回まで1失点と好投。両チームともにノーエラーで守り立てる好ゲームとなった。

 均衡が破れたのは1−1の同点で迎えた9回表。明徳義塾の5番・代木大和がカウント2−0から、西村の投じた高めの速球を振り抜くと、大飛球がグングン伸びて右中間席の最前列に着弾。最終盤で明徳義塾がリードを奪った。

 しかし9回裏、智弁学園は先頭の1番・垪和拓海が左安打で出塁すると、2番・森田空もバスターヒッティングの中安打で繋いで一・二塁。前川右京と山下陽輔の連続死球で同点とし、なおも無死満塁から5番・岡島光星が詰まりながらもしぶとく右前に運び、試合を決めた。

 この日行われた準々決勝は第1試合を京都国際(京都)、第2試合を智弁和歌山(和歌山)が制しており、第3試合も智弁学園(奈良)が勝利。近畿勢同士の対戦となる第4試合・近江(滋賀)−神戸国際大付(兵庫)の結果を待たずに、史上初めて近畿勢がベスト4を独占することが決まった。


【動画】土壇場で一発!明徳義塾・代木が一時勝ち越しとなる豪快ソロ
#明徳義塾 × #智弁学園
9回表 明徳義塾、5番・代木の
ホームランで勝ち越しに成功!
ついに試合が動いた!#バーチャル高校野球 で
🔴ライブ中継中❗️

📲💻PC・スマホで視聴する▼https://t.co/u1aE723ryI#高校野球 #甲子園 pic.twitter.com/VWsSkf0Foh— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) August 26, 2021

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