下部組織出身のベンセドール…ビルバオへの愛を語る「ここを離れるのは間違っている」

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2021年08月27日 18:44  サッカーキング

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クラブ愛を語ったベンセドール [写真]=Getty Images
アスレティック・ビルバオのU−21スペイン代表MFウナイ・ベンセドールが、同クラブへの愛を語った。26日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 昨シーズンのベンセドールは公式戦34試合に出場する活躍を見せると、今年2月にアスレティック・ビルバオと2025年6月30日まで契約を延長。また、26日に発表されたU−21欧州選手権2023の予選リーグに臨むU−21スペイン代表メンバーに選出された。

 アスレティック・ビルバオの下部組織出身のベンセドールは「いつもアスレティックでプレーしたい。このクラブより他クラブにチャンスがあると思っている人は間違っている。もちろん、個人的には(アスレティックで)ベストを尽くしてほしいけど、それを決めるのは各個人だ」とクラブ愛を語った。

 続けて、“ロス・レオネス(アスレティック・ビルバオの愛称)”を率いるマルセリーノ・ガルシア・トラル監督について、ベンセドールは「監督からは、自分ができるプレーをやるように言われているんだ。相手のゴールに迫り、チームが試合に勝つためにゴールを決める」とコメント。続けて「ラ・リーガでプレーするのは複雑だ。誰もパスミスやミスをしたくはないけど、その域に到達するのは簡単ではない」と心境を明かした。

 また、U−21スペイン代表に選出されたことについて、ベンセドールは「(代表に)呼ばれたことは、クラブでのプレーが充実している証だ」とコメント。また「アスレティックにとっての最大の喜びは、(オイアン・)サンセ、ニコ・ウィリアムス、そして僕のような下部組織出身の選手達によって、チームがすでに持っている伝統をより強固にしてくれること」とチームの強さの理由を明かした。
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