広島・大瀬良が6勝目 要所締めガッツポーズ連発「流れが来ると思って」

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2021年08月27日 22:52  ベースボールキング

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ベースボールキング

広島・大瀬良大地 (C)Kyodo News
○ 広島 6 − 4 阪神 ●
<14回戦・マツダスタジアム>

 広島は2連勝。6回6安打2失点と力投した先発・大瀬良は、直近4戦4勝で今季6勝目(3敗)を挙げた。

 大瀬良は2回、6番・ロハスに先制の左越えソロを浴びると、2回は一死からの3連打に一塁・松山の送球エラーが重なり2点目を失った。それでも、続く一死満塁のピンチで、4番・大山を二ゴロ併殺に仕留め渾身のガッツポーズ。逆転してもらった直後の5回も二死一、三塁のピンチで大山を三ゴロに退け、再び力強く拳を握った。

 打線は2点を追う3回、2番・西川の左越え適時二塁打で1点差。4回は5番・坂倉の右前適時打で同点に追いつき、7番・菊池涼の中越え適時二塁打で3−2と逆転した。7回は4番・鈴木誠が左中間突破の2点適時二塁打を放ち、野手キャプテンも二塁ベース上で渾身のガッツポーズを披露。1点差に迫られた直後の8回は、代打・石原の本拠地初アーチとなる2号ソロで貴重な6点目を加えた。

 救援陣は8回に3番手のコルニエルが2点を失ったものの、9回は守護神・栗林がピンチを招きながらも21セーブ目(1敗)締め。6回102球、6安打2失点、5奪三振2四球の内容だった大瀬良は、自身4連勝で6勝目を手にした。

 お立ち台で「僕が投げる試合は勝つんだと、そういう思いでマウンドに上がりました」と語った大瀬良は、「先制点を取られてしまったが、粘り強く頑張っていれば、野手のみんなが打ってくれると思っていた。ピンチはあったが守ってもらいながら、何とかゲームを作れたと思います」と後半戦3度目の先発を振り返った。

 ピンチで虎の4番を2度斬った場面については、「ここを切れば流れが来ると思って全力投球で勝負しました」と話し、「こういうピッチングがどんどん続いていくように、責任を持ってしっかり調整をしていきたい」と次戦を見据えた。

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