J・コレアが鮮烈のインテルデビュー!…終盤に2ゴールでチームを逆転勝利に導く

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2021年08月28日 08:16  サッカーキング

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決勝ゴールを決めたJ・コレア [写真]=Getty Images
セリエA第2節が27日に行われ、ヴェローナとインテルが対戦した。

 開幕戦で4得点の大勝を果たし、エースのラウタロ・マルティネスを出場停止で失いながらも好スタートを切ったインテル。この日はそのL・マルティネスがスタメンに復帰し、新戦力のエディン・ジェコと前線でコンビを組む形となった。

 そのインテルは序盤から敵地でゲームの主導権を握る。2トップを起点に攻撃を仕掛けると、12分にはイヴァン・ペリシッチのクロスのこぼれ球をL・マルティネスがシュートするも、これはGKロレンツォ・モンティポに防がれる。

 すると15分、低い位置からのビルドアップを試みたインテルは、GKサミール・ハンダノヴィッチのパスがわずかにずれてボールロスト。そのまま持ち運んだヴェローナのイヴァン・イリッチは、飛び出したハンダノヴィッチに対して鮮やかなチップキックを決め、ホームのヴェローナがリードを奪った。

 その後は徐々に前線から圧力をかけるヴェローナが流れを握ると、追いつきたいインテルは23分にカウンターからニコロ・バレッラにチャンスが訪れるも決めきれず。試合は1−0とヴェローナがリードしたまま後半へと折り返す。

 後半が始まると、攻勢をかけるインテルがすぐさまチャンスを作る。47分、ペリシッチがロングスローを入れると、ジェコがヘッドで流したところに反応したL・マルティネスがヘディングシュート。これがヴェローナゴールを破り、インテルがセットプレーから同点に追いつく。

 これで勢いに乗ったインテルは、その後も逆転に向けてゴールを狙う。55分には、同点弾とまったく同じ形でL・マルティネスがチャンスが来るも、今度は左足のシュートを決められず。67分にはアレッサンドロ・バストーニが鋭いシュートを放つも、これはGKの好セーブに阻まれた。

 それでも得点が入らずにいると、インテルは74分、前日にラツィオから加入したばかりのホアキン・コレアを投入。すると83分、右サイドからマッテオ・ダルミアンがあげたクロスに打点の高いヘッドで合わせたのはJ・コレア。切り札のデビュー弾で、インテルがついに逆転に成功する。

 そして逃げ切り体制に入った90+4分には、前線でボールを繋ぐと、エリア手前で前を向いたJ・コレアが思い切りよく左足を振り抜く。このシュートがサイドネットに突き刺さり、J・コレアのこの日2ゴール目でインテルがヴェローナを突き放した。

 試合はこのまま終了。新加入のJ・コレアが鮮烈なデビューを果たしたインテルは、逆転勝利で開幕2連勝を達成した。

 次節、ヴェローナは12日にボローニャと、インテルは同日にサンプドリアとそれぞれアウェイで対戦する。

【スコア】
ヴェローナ 1−3 インテル

【得点者】
1−0 15分 イヴァン・イリッチ(ヴェローナ)
1−1 47分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
1−2 83分 ホアキン・コレア(インテル)
1−3 90+4分 ホアキン・コレア(インテル)
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