レアル指揮官、今夏エンバペ加入が噂されるも…「今のチームに満足している」

レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペについて語った。27日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　8月末の移籍市場閉幕に向け、長らくターゲットに据えてきたエンバペ獲得の実現が噂されているレアル・マドリード。28日に行われるラ・リーガ第3節ベティス戦の前日会見に臨んだアンチェロッティ監督には、報道陣から同選手についての質問が寄せられた。しかし、同監督は「これはクラブの問題であり、これ以上話すことはない。大きな関心事であることは理解している。ただ、私は今週末の試合に集中している」とコメント。そして、以下のように続けた。

「私はすでに素晴らしい選手たちを擁するチームを抱えており、彼らが能力を最大限に発揮できるよう努力する必要がある。私は今のチームに満足しているよ。もちろん、より改善されるのであれば、誰にとっても素晴らしいことになるだろう。選手の中には、十分にプレーできないと退団を考える選手もいるが、それは普通のことだ。ただ、私はあまり移籍について話をしたくないと考えている」

　またアンチェロッティ監督は、かつてレアル・マドリードで共闘しマンチェスター・Uへの復帰が決まったFWクリスティアーノ・ロナウドについてのコメントを求められると「彼は自分が愛したクラブに戻る。ロナウドの幸せを願っているよ」と語った。