ブンデスリーガ第3節が29日に行われ、MF遠藤渓太とMF原口元気が所属するウニオン・ベルリンはボルシアMGと対戦した。原口は開幕から3試合連続の先発となり、61分までプレー。遠藤は3試合連続でベンチ外となった。
ウニオン・ベルリンは22分に先制する。敵陣で相手DFのパスミスを奪ったところからカウンターを展開し、マックス・クルーゼは右に流れた原口に展開する。原口が浮き球で折り返すと、ファーのニコ・ギーセルマンがヘディングでゴール左下に突き刺した。
ウニオンは前半終了間際にリードを広げる。敵陣で相手のパスミスをカットしたタイウォ・アウォニイはドリブルで敵陣に侵入し、左に開いたクルーゼに1回預ける。クルーゼが顔を上げた瞬間に相手DFの背後に抜け出したアウォニイは、飛び出してきた相手GKヤン・ゾマーを冷静にかわしてゴールに流し込んだ。アウォニイはリーグ戦3試合連続ゴールとなった。
ボルシアMGは後半アディショナルタイムに1点を返す。ラース・シュティンドルのスルーパスに抜け出したラースロー・ベーネスのシュートは相手GKに防がれたが、こぼれ球をヨナス・ホフマンが押し込んだ。
ボルシアMGの反撃は及ばず、試合はウニオン・ベルリンの勝利で終了した。ウニオン・ベルリンは今季初勝利で3戦無敗、ボルシアMGは2連敗で3戦未勝利となった。次節、ウニオン・ベルリンは9月11日にアウクスブルクとホームで対戦。ボルシアMGは同12日にMF奥川雅也が所属するビーレフェルトとホームで対戦する。
【スコア】
ウニオン・ベルリン 2−1 ボルシアMG
【得点者】
1−0 22分 ニコ・ギーセルマン(ウニオン・ベルリン)
2−0 41分 タイウォ・アウォニイ(ウニオン・ベルリン)
2−1 90+1分 ヨナス・ホフマン(ボルシアMG)