ラ・リーガ第3節が29日に行われ、バルセロナとヘタフェが対戦した。
バルセロナは幸先良く2分に先制。左サイドの深い位置からジョルディ・アルバがグラウンダーで折り返し、ダイレクトで合わせたセルジ・ロベルトは体ごとゴールに押し込んだ。
ヘタフェは19分に試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア手前で受けたサンドロ・ラミレスは、カルレス・アレニャとのワンツーパスで相手DFを振り切る。サンドロはリターンパスにダイレクトで合わせて、ゴール左下へと流し込んだ。
30分、バルセロナが勝ち越し点を奪う。敵陣中央からフレンキー・デ・ヨングが左サイドに絶妙のスルーパスを供給。抜け出したメンフィス・デパイは細かいフェイントで相手DFを揺さぶると、意表を突くタイミングでシュートを放つ。相手DF2人の間を通してゴール左下に突き刺し、デパイは2試合連続ゴールを記録した。
ビハインドで折り返したヘタフェは51分、相手DFのパスミスを奪ってショートカウンターを展開。ペナルティエリアの手前からヤクブ・ヤンクトが左足を振り抜くが、相手GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれる。
リードを広げたいバルセロナは85分、セルジーニョ・デストのクロスにゴール前のデパイがジャンピングボレーで合わせたが、大きく枠を外れる。それでも、バルセロナはリードを守りきり、2試合ぶりの白星で今季2勝目となった。ヘタフェは3連敗となった。
バルセロナは次節のセビージャ戦が延期となったため、次戦は9月14日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節バイエルン戦となる。ヘタフェは同月13日にリーグ戦でエルチェと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 2−1 ヘタフェ
【得点者】
1−0 2分 セルジ・ロベルト(バルセロナ)
1−1 19分 サンドロ・ラミレス(ヘタフェ)
2−1 30分 メンフィス・デパイ(バルセロナ)