シメオネ監督、土壇場での勝ち点1獲得に言及「これは歓迎すべきこと」

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2021年08月30日 12:54  サッカーキング

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アトレティコ・マドリードを率いるシメオネ 監督 [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、29日に行われたラ・リーガ第3節ビジャレアル戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 開幕連勝スタートとなったアトレティコ・マドリードは、29日に行われたラ・リーガ第3節でビジャレアルと対戦。“ワンダ・メトロポリターノ(アトレティコ・マドリードの本拠地)”に集まったファンの声援を後押しに昨季のリーグ王者は、相手ゴールを脅かすも決めきることができずにいると、52分に先制点を許した。1点のリードを追うアトレティコ・マドリードは、56分にFWルイス・スアレスのゴールで同点に追いつくものの、74分に再び失点。しかし、後半アディショナルタイムにオウンゴールで同点に追いついたアトレティコ・マドリードは、土壇場で勝ち点1を獲得した。

 劇的な試合について、シメオネ監督は「(勝ち点が)遠ざかっていく試合に負けなかった。私にとっては、ここ最近で最高の試合をしたと思う。試合では良いプレッシャーがかかり、(ヘロニモ・)ルジがいなければ先制できたかもしれない」と相手ゴールキーパーの好セーブが目立ったことに言及。続けて「後半、2点目を失ったときには、勝てるのに負けてしまったという悲しさに襲われた。ミスが出て引き分けになったのは歓迎すべきこと」と胸中を明かした。

 さらに、シメオネ監督は「ビジャレアルが勝っていてもおかしくないような試合だったけど、チームの良いプレー、ダイナミックなプレー、ゴールシーンが残っている。良かった部分を維持できればいいと思う」と試合を振り返った。

 連勝が止まったアトレティコ・マドリードは、ラ・リーガ第4節でエスパニョールと敵地で対戦する。
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