クーマン監督、苦戦の末に掴んだ勝利を振り返る「これはとても重要なこと」

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2021年08月30日 14:30  サッカーキング

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苦戦を強いられるも勝利を手にしたクーマン監督 [写真]=Getty Images
バルセロナのロナルド・クーマン監督が、29日に行われたラ・リーガ第3節ヘタフェ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 前節は敵地で勝ち点1を獲得したバルセロナは、29日に行われたラ・リーガ第3節でヘタフェと対戦した。カンプ・ノウに集まったファンの後押しを背に受けたバルセロナは、2分にMFセルジ・ロベルトのゴールで先制。しかし、18分に失点を喫して試合を振り出しに戻された。それでも、30分にFWメンフィス・デパイの2試合連続ゴールによって、再びリードに成功。このまま試合は2−1で終了し、本拠地で勝ち点3を獲得した。

 苦しみながらも勝利を手にしたクーマン監督は「勝ち点3にとても満足している。難しい試合に苦しんだし、ボールを保持したプレーはあまり良くなかった。それでも、苦しくても、勝つためのプレーができたんだ」と試合を振り返った。
 
 続けて、クーマン監督は「サッカーで苦しむのは当たり前。いつも自分のレベルでプレーできるわけではない。ラ・レアル戦に比べれば劣った試合だったけど、相手との相性にもよるし、ヘタフェはよくプレスしていた」とコメント。また、昨シーズンからのチームの変化について「今日のような試合で、昨シーズンは勝ち点を失ったけど、今日は勝つことが出来た。これはとても重要なこと」とヘタフェ戦の勝利の重要性を語った。

 最後に、クーマン監督は「後半の立ち上がりに5回ボールを失ったことで、気持ちが落ち着かなくなった。これだけボールをロストすると心配になる。ニコ(・ゴンザレス)と(パブロ・)ガビを投入してから、ボールを持ったときのポジショニングが改善された」と下部組織出身の2選手の活躍に言及した。

 4位に浮上したバルセロナは、ラ・リーガ第4節で2位セビージャと敵地で対戦する。
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