トッテナム指揮官、南米選手の代表招集問題に提言「最善の方法を見つけたい」
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2021年08月30日 14:42 サッカーキング
トッテナムのヌーノ・エスピリト・サント監督が、自チームの代表選手について言及した。29日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
同日にプレミアリーグ第3節ワトフォード戦を迎えたトッテナムは、FWソン・フンミンのゴールで1−0で勝利。今シーズンのリーグ戦で唯一の開幕3連勝を達成した。試合を終えたヌーノ監督は、今後のインターナショナルマッチウィークについて言及。トッテナムからはDFクリスティアン・ロメロとMFジオヴァニ・ロ・チェルソがアルゼンチン代表に選出されたが、プレミアリーグではイギリス政府の意向に則りアルゼンチン人選手の招集を断る要請が出されている。
しかし、ヌーノ監督は「我々の選手だけでなく、プレミアリーグでプレーしている南米の選手たちにとって政府に従うことは大きな問題だ。代表チームにノーと言うことは難しいことだと認識しなければならない。我々の立場は明確で、クラブとしてこの状況を認めたくはない」と言及。さらに「だから我々が望むのは、全員にとっての解決策だ。ナショナルチームの要求もあるから難しい状況だが、何らかの解決策やいくつかの答えができることを期待する。全ての選手が代表チームでプレーする意味を理解しているし、我々は最善の方法を見つけたいと思っている」と語った。
10月と11月にも国際試合が予定されているため、南米選手の招集に関しては今後も多くの物議を醸すことが予想されている。
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