ロッテがZOZOマリン通算1000勝　移籍2年目"通算10勝目"の美馬が白星掴む

○ ロッテ 5 − 1 西武 ●
＜18回戦　ZOZOマリン＞

　ロッテがZOZOマリンスタジアム通算1000勝の節目に到達した。千葉マリン時代の1992年4月7日のダイエー戦で初勝利を収めてから29年半。千葉移転30年目のシーズンで節目の勝利を挙げた。

　ロッテは4回に敵失をキッカケに迎えた一死二・三塁のチャンスで4番・マーティンが適時二塁打を放ち2点を先制。6回にマーティンが23号ソロ、7番・安田尚憲も2点打を放ちリードをひろげた。

　投げては先発の美馬学が7回まで79球とテンポ良い快投でゲームメイクし、無四球4安打1失点の内容で今季5勝目（4敗）。8回からはハーマン、東妻勇輔と繋いで試合を締めた。

　お立ち台に上った美馬は「自分の調子自体もよかったですけど、本当に守りだったり攻撃だったり、良いリズムでやってくれたおかげ」と野手のサポートに感謝。

　節目の勝利がかかる先発マウンドを託され、ロッテ移籍後ではZOZOマリン通算10勝目。「積み重ねてきた中で少し貢献できて、この記念すべき1000勝の試合で勝てたのはとても嬉しいです」とメモリアルゲームを振り返った。