サガン鳥栖は1日、金明輝監督のパワーハラスメント行為に関する一連の報道についてクラブ公式サイトで声明を発表した。
クラブ公式サイトに掲載された声明は、以下のとおり。
「この度の、金明輝監督に関する一連の報道に関し、ファン・サポーターの皆様ならびにスポンサー様をはじめ、クラブに携わってくださる関係者の皆様には、多大なるご心配をおかけし、大変申し訳ありません」
「弊クラブとしましては、現時点においてJリーグおよび日本サッカー協会からの詳細な連絡を受けておりませんので、正確な情報を把握したのち、今後、対応の必要性が出てくれば、誠意をもって迅速に取り組んで参ります」
金監督は、6月26日のトレーニングにおいて、ラフプレーを行った選手1名に対して身体を手で押さえながら足払いをして転倒させた。この行為に対し、クラブはすぐに当該選手や監督、スタッフに聞き取りを行い、結果的にこの行為が指導の適切範囲を超えているとの判断を下してJリーグに報告を行った。クラブは金監督に3試合の指揮資格停止と、当分の間の練習参加停止という処分を下し、その後に金監督は8月14日の明治安田生命J1リーグ第24節・浦和レッズ戦からチームの指揮に復帰していた。
だが、1日には金監督のパワーハラスメント行為についての告発文書が日本サッカー協会に送られたと、複数メディアが報道。これら一連の報道を受け、クラブが声明を発表するに至った。