FA、リヴァプール戦の騒動についてチェルシー告発…欧州王者は3日までに回答

イングランドサッカー協会（FA）が、チェルシーに対しリヴァプール戦で起こった騒動に対し回答を求めているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている

　チェルシーは8月28日、プレミアリーグ第3節でリヴァプールと対戦し、カイ・ハフェルツのゴールで先制した。しかし、前半アディショナルタイム中に猛攻を受け、サディオ・マネのシュートをライン上でリース・ジェームズがブロックしたシーンで、PKを献上。これをモハメド・サラーに沈められ、Ｒ・ジェームズは退場処分となった。

　主審のアンソニー・テイラー氏はビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の助言を受けオンフィールドレビューを実施。この結果ファウルを取ったが、これに対し足に当たったあと手に当たり、故意ではないとチェルシーの選手は猛抗議していた。

　試合はリヴァプールがチェルシーの堅守をこじ開けられず1−1のドローとなったが、試合後FAはチェルシーに対し選手が抗議したシーンが規則に抵触していると伝えたようだ。同メディアによると、「チェルシーFCは、土曜日に行われたプレミアリーグのリヴァプールFC戦において、FA規則E20.1で定めるルールに違反したとして告発されています。チェルシーFCは、前半48分（アディショナルタイム3分）、そしてハーフタイムのホイッスル直後に、選手の秩序ある行動を保証しなかったと申し立てられています。チェルシーFCは金曜日（3日）までにこの告発に対する回答を提出しなければならない」とFAは声明を発表している。