2022 FIFAワールドカップ カタール欧州予選・グループD第4節が1日に行われ、フランス代表とボスニア・ヘルツェゴビナ代表が対戦した。
フランスの先発メンバーには、キリアン・エンバペ、カリム・ベンゼマ、アントワーヌ・グリーズマンの3トップに加え、ポール・ポグバやラファエル・ヴァランらが選ばれている。一方、ボスニア・ヘルツェゴビナはエディン・ジェコやミラレム・ピアニッチ、セアド・コラシナツらが選出された。
試合は27分、左サイドを上がったディーニュがグラウンダー性のクロスを入れると、エリア左のエンバペがライン際からシュート。しかし、このシュートは左ポストに直撃して得点とはならない。
スコアが動いたのは36分。エルメディン・デミロヴィッチがトマ・レマルのパスを敵陣でカットすると、ジェコにパス。ジェコはエリア外からシュートを放つと、ゴール右に決まり、ボスニア・ヘルツェゴビナが先制に成功した。
フランスは39分、コーナーキックを獲得してエンバペがクロスを入れる。このクロスに対してグリーズマンが頭で合わせると、ラインを割ってゴール。フランスが同点に追いついた。
後半に入ると51分、ジュール・クンデがコラシナツへのスライディングを試みると、クンデにレッドカードが提示され、一発退場。フランスは10人での試合を強いられる。
ボスニア・ヘルツェゴビナは85分、エルダル・チビッチがボールを奪うとエリア左から中央に折り返す。ボールを受け取ったスマイル・プレヴリャクは身体を反転させて左足でシュートを放つが、枠の右にシュートはそれる。
このまま試合は終了して、フランスとボスニア・ヘルツェゴビナの一戦は1−1の引き分けで終わった。次節、フランス代表はウクライナ代表と対戦し、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表はカザフスタン代表と対戦する。
【スコア】
フランス代表 1−1 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
【得点者】
0−1 36分 エディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
1−1 39分 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表)