日本、終盤に痛恨の失点でオマーンに黒星…W杯最終予選は苦いスタートに

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2021年09月02日 21:12  サッカーキング

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サイドからチャンスに絡んだ伊東 [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選が2日に行われ、日本代表とオマーン代表が対戦した。

 来年に控えるカタールW杯の出場に向け、最終予選グループBの第1節を迎えた日本。GKには権田修一、最終ラインは右から酒井宏樹、植田直通、吉田麻也、長友佑都が並んだ。中盤では柴崎岳と遠藤航がダブルボランチを形成し、2列目には右から伊東純也、鎌田大地、原口元気。最前線には大迫勇也が起用された。なお、南野拓実や堂安律、久保建英はベンチスタートとなっている。

 大粒の雨が降った試合は、立ち上がりから積極的に前へ出たオマーンが日本に圧力をかける。空中戦やセットプレーに苦しんだ日本だがその後は徐々にボールを握り始めると、28分には吉田のロングボールから伊東がエリア内でシュートを放つ。しかしこの日最初のチャンスはGKに防がれると、前半は堅い雰囲気のまま前半をスコアレスで終了した。

 日本は後半開始から、原口に代えて好調の古橋亨梧を投入。48分には長友のクロスに伊東が頭で合わせるも、山なりのシュートはGKにかき出される。すると51分、オマーンが左サイドを突破してクロスをあげると、これが長友の手に当たったとしてPKの判定に。しかしこのジャッジはVARの末に取り消しとなった。

 その後もオマーンにサイドを起点としてチャンスを作られヒヤリとするシーンが続くと、日本は63分に伊東に代えて堂安、70分に鎌田に代えて久保を投入し流れを変えにかかる。

 しかし重苦しい空気は変わらずにゲームは進むと、ドローがチラついた89分、オマーンが右サイドから持ち運ぶと、クロスをイサム・アブダラ・アルサビに合わせられて痛恨の失点。その後は同点を目指し必死の反撃を試みるも、得点には至らなかった。

 試合は0−1で終了。日本のアジア最終予選は、終盤の失点で苦しい黒星スタートとなった。

 次戦、日本は日本時間8日の0時00分から、ドーハで中国代表と対戦する。

【スコア】
日本 0−1 オマーン

【得点者】
0−1 89分 イサム・アブダラ・アルサビ(オマーン)

このニュースに関するつぶやき

  • 日本代表は最低でも引き分けなければいけなかった。でも、ゴールの匂いはほとんどしなかった。しかし、ドイツ代表もホームで北マケドニアに負けたりしてるから、何とかなるだろう。
    • イイネ!6
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