低調なパフォーマンスで敗戦…試合を振り返る吉田麻也「非常にフラストレーションが溜まる」

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2021年09月02日 23:17  サッカーキング

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オマーン戦の敗北を振り返った吉田 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は2日、FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選でオマーン代表と対戦し、0−1で敗れた。

 試合後の取材に応じた吉田麻也は「相手のコンディションはもちろんよかったけど、それは言い訳にはできない。クリエイティビティが欠けていて、いつものようなテンポでボールを回すことができなかった。強度もクリエイティビティも足りなかったです」と振り返った。

 日本は0−0のまま迎えた89分に左サイドを突破され、クロスから痛恨の失点。最終予選黒星スタートとなった。失点の場面については、「サイドで打開されてしまって、まず簡単にそこからクロスを上げさせてしまった。僕自身のポジショニングも、もっとニアを消すべきだったし、中のマークのつき方も。そういう細かいミスの重なりがあの失点だと思うので、一人だけのミスではなくディフェンスライン全体のミスです」と反省を口にし、「こういうじれてくる試合で後ろがしっかりゼロで抑えるのが重要で、ホームで失点ゼロで勝ち点1というのは最低限。それが果たせなかったので非常にフラストレーションが溜まる試合でした」と続けた。

 今後も厳しい戦いが予想されるアジアでの戦い。吉田は「今日に限ったことではないですけど、アジアのレベルは年々上がっていると思います。特にセットプレーなんかは、昔は揺さぶればボールウォッチャーになる傾向が見えたんですけど、今日も最後までタイトな守備をしてくる。つなぎの部分でも剥がされるシーンも出てくる。そういう意味ではアジアのレベルが上っているのは日々感じています。ただ、自分たちのレベルも上がっていなくてはいけないし、世界に近づいていきつつもアジアで結果を残さなきゃいけない」と危機感を口に。そして「コンディションや移動は言い訳にならないし、それができなければ日本代表の資格はない。僕自身もプレーで示さなきゃいけないし、負けたあとに言っても説得力はないので、次の試合でしっかり結果を残すしかないと思います」と次戦を見据えた。

 日本は7日に中国代表と対戦する。
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