フリック新体制のドイツ、ヴェルナー&サネ弾で新たな船出を勝利で飾る!

1

2021年09月03日 07:20  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

追加点を決め喜ぶサネとキミッヒ [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループI第4節が2日に行われ、リヒテンシュタイン代表とドイツ代表が対戦した。

 長年に渡り率いたヨアヒム・レーヴ氏がEURO2020をもって退任し、ハンジ・フリック新監督のもと初の公式戦となったドイツ。スタメンには主将を務めたジョシュア・キミッヒに加え、カイ・ハフェルツやティモ・ヴェルナー、イルカイ・ギュンドアン、レロイ・サネらが名を連ねた。

 試合はアウェイのドイツが主導権を握り、リヒテンシュタインが自陣で引いて守る展開に。18分、ドイツはキミッヒが浮き球をゴール前に送ると、飛び込んだロビン・ゴセンスが頭で合わせるもこれはポストに弾かれる。そしてスコアレスで迎えた41分、ジャマル・ムシアラのパスにヴェルナーが抜け出すと、一対一を冷静に沈め新体制初ゴールをあげた。

 ドイツの1点リードで試合は前半を折り返すと、後半もドイツの一方的な流れが続く。しかしギュンドアン、ニクラス・ジューレ、マルコ・ロイスらに訪れたシュートチャンスはリヒテンシュタインの分厚い壁に阻まれ、なかなか試合を決定づける追加点は生まれない。

 それでもリヒテンシュタインの反撃は許さず1−0で迎えた77分、サネがエリア内で素早い斑点からコースを作り左足を振り抜くと、これがサイドネットへと突き刺さって待望の追加点に。その後は注目株フロリアン・ヴィルツをA代表デビューさせるなど、余裕を持った試合運びでゲームを締めた。

 このまま試合は終了。フリック新体制のドイツは、新たな船出となるその初陣を勝利で飾った。

 次節、ドイツはホームでアルメニア代表と、リヒテンシュタインはアウェイでルーマニア代表とそれぞれ5日に対戦する。

【スコア】
リヒテンシュタイン代表 0−2 ドイツ代表

【得点者】
0−1 41分 ティモ・ヴェルナー(ドイツ代表)
0−2 77分 レロイ・サネ(ドイツ代表)
    ニュース設定