アーセナルTDが今夏補強の6選手について語る…「我々の計画において大きな意味を持つ」

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2021年09月04日 17:22  サッカーキング

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ホワイト(左)やウーデゴーア(右)などを獲得したアーセナルのエドゥTDが今夏の補強について語った [写真]=Getty Images
4日、アーセナルのテクニカルディレクター(TD)を務めるエドゥ氏が、イギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応えた。

 インタビューの中で、アーセナルの移籍市場とその背景について問われた同氏は、「我々は6人の23歳以下の選手と契約した。これは我々の計画において大きな意味を持つ。より良い基盤を構築するため、1年前からこの計画を始動させた」と語っている。

 また、同氏は新加入の6選手それぞれについても言及した。

「(イングランド代表GK)アーロン・ラムズデールは素晴らしい選手で、将来、チームの大きな部分を担う可能性がある。すでにチームには、(ドイツ代表GK)ベルント・レノが居るが、彼を支える人材が必要だった」

「右サイドバックでは(日本代表DF)冨安健洋とサインした。我々は(スペイン代表DF)エクトル・ベジェリンをローン移籍で放出したので、すぐに同じポジションでプレー出来る人材が必要だった」

「(ポルトガル人DF)ヌーノ・タヴァレスは、(スコットランド代表DF)キーラン・ティアニーと似た特徴を持っている。彼をサポート出来る人材を求めていた(ので獲得に至った)」

「(スイス代表MF)グラニト・ジャカと(ガーナ代表MF)トーマス・パーティが居る中盤に、彼らを上回るような選手を獲得するのは意味がない。そこで、彼ら2人をサポート出来る(ベルギー代表MF)アルベール・サンビ・ロコンガを選んだ」

「トップ下のポジションでは、(U−21イングランド代表MF)エミール・スミス・ロウは居るが、代役との実力差があると感じた。そこで、同じクオリティを持つ選手が必要だった(のでノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアの再獲得に至った)」

「私とミケル・アルテタ監督が大金を投じる必要があると考えたポジションはセンターバック。(ブラジル代表DF)ダビド・ルイスの穴を埋める必要があり、中長期的にチームに影響を与えてくれる人材を求めており、(イングランド代表DF)ベン・ホワイトと契約した」

 加えて、インタビューを行った『スカイスポーツ』は、アーセナルのここ4シーズンのスターティングメンバーの平均年齢と、21−22シーズンのプレミアリーグ20チームのスターティングメンバーの平均年齢を紹介している。21−22シーズンのアーセナルのスターティングメンバーの平均年齢は25.3歳となっており、20−21シーズンの26.4歳から1歳以上若返っていることが確認出来る(18−19シーズンは27.1歳、19−20シーズンは26.4歳)。また、21−22シーズンのプレミアリーグ20チームのスターティングメンバーの平均年齢はアーセナルがもっとも若いチームであることを表している(2位は25.5歳のブレントフォード、3位は25.8歳のサウサンプトン。逆にもっとも平均年齢が高かったのは29.5歳のバーンリー)。

 今夏、大規模な補強を行うも3連敗でまさかのリーグ最下位に沈むアーセナル。多くの若い選手たちを軸に、建て直すことは出来るのだろうか。
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