優勝争うオリックスに暗雲！？ 足を痛めた福田、吉田正に立浪氏「無理はしないでほしい」

◆ 福田が死球の影響で交代＆吉田正はベンチスタート

　オリックスは4日、敵地・PayPayドームでソフトバンクと対戦し、4−11で大敗した。

　4日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた立浪和義さんは、試合の結果もそうだが、「吉田と福田のケガが心配」とコメント。前日の試合で足を痛めた吉田正尚と、この日の試合で左足の脹脛に死球を受けて途中交代となった両選手の状態について言及した。

　福田は「2番・中堅」で先発したものの、第1打席にワンバウンドしたボールが左足に当たり、3回裏の守備からベンチに退いた。立浪さんは「大事をとってだと思うが、脹脛ですからちょっと気をつけたい」と語り、長引くことの多い箇所の死球を心配。一方、8回に代打で出場したものの、一度もバットを振ることなく見逃し三振に終わった吉田正については「（バットを）振れるような雰囲気ではなかったので無理はしないでほしい」と述べた。

　同じく同日の放送で解説を務めた谷沢健一さんも「これからが正念場。あと40試合、ここで主力がケガをするのはチームとしても困る。ここでしっかり治して出てきてほしい」と同調し、まずは万全の状態に戻すべきとの見解を示した。

　なお、オリックスの中嶋聡監督は、福田の状態に関して試合後に「大丈夫」と語っていたが、1番から4番までのつながりで多くの得点を奪ってきたオリックス打線でもあるだけに、1番と3番を務める両選手の状態は気になるところだ。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』