救急搬送後、翌日に退院していたシャルレーヌ妃 モナコ公国のシャルレーヌ妃(43)が現地時間1日、滞在先の南アフリカで突然倒れて病院に救急搬送された。宮殿は声明で「容態は落ち着いている」と明かしている。妃は公務で南アフリカを訪れた際に耳鼻咽喉科の感染症にかかり、8月に手術を受けたばかりだった。
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シャルレーヌ妃が、滞在先である南アフリカのダーバンの北にあるロッジから救急搬送されたことを現地時間3日に南アフリカメディア『News24』が報じた。
同メディアによると、妃はロッジから150マイル(約240キロ)先に位置するバリト(Ballito)の「ネットケア・アルベリト病院(Netcare Alberlito Hospital)」に偽名で入院し、翌2日には退院した。入院中には、病院の警備体制が強化されていたという。
同日にはモナコ大公宮殿が声明を発表し、「9月1日夜、モナコ公国のシャルレーヌ妃殿下が重篤な耳鼻咽喉感染症の合併症により倒れた後、病院に搬送されました」と述べ、「妃殿下は医療チームが注意深く診察しており、容態は落ち着いています」と伝えた。
シャルレーヌ妃は今年5月、公務で滞在していた南アフリカで耳鼻咽喉科の感染症に冒されたため、帰国せずに同国に留まることになったことをモナコ王室が公表していた。
ジンバブエで生まれ南アフリカで育ったシャルレーヌ妃は、野生動物保護活動の一環として故郷のアフリカ大陸を訪れていた。その際に耳鼻咽喉科の感染症にかかったため、移動することが禁じられてしまった。
そのため7月に迎えた夫アルベール大公(63)との結婚10周年の記念日には、別々の場所で過ごさなければならなかった。妃は公式Instagramで夫妻の結婚生活のハイライトを集めた動画を公開し、この日を祝していた。
現地時間8月13日にはおよそ4時間にわたる手術を受け、その後夫のアルベール大公と双子のジャック公子とガブリエラ公女(ともに6歳)がお見舞いに訪れている。
同月25日には、妃が公式Instagramで家族との再会写真を公開し「私のファミリーが戻ってきてくれたことに感激しています」と綴っていた。
現地時間9月2日には『People』がアルベール大公への独占インタビューを掲載、大公は手術後のシャルレーヌ妃が「家に戻る準備ができている」「おそらく10月下旬頃になる」と話したことを明かしており、モナコへの帰国時期について大公は「医師の診断次第によります。彼女の経過が順調であれば、早ければ今月中に帰国を予定できるでしょう」と語っていた。
また妃は「ヨーロッパに戻るため、船で密航する準備ができているの」とジョークを放ったそうで、妃の容態について「とても元気だった。8月の手術後以降、健康状態が改善しました」と述べていた。
病院を訪れた大公は妃の診察にも同席し、手術を行った外科医から経過についても聞いていたという。
画像2〜4枚目は『HSH Princess Charlene 2021年5月20日付Instagram「Christian Sperka」、2021年8月25日付Instagram「I am so thrilled to have my family back with me」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)