森保監督が語ったオマーン戦の反省「もっと選手たちに意思統一できるよう…」

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2021年09月06日 18:24  サッカーキング

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日本代表の森保監督 [写真]=Getty Images
6日、日本代表・森保一監督がオンラインでの取材に応じた。

 2日のオマーン戦で0−1で敗戦を喫した森保監督は、黒星スタートとなったFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選について、「これまでとは違ったいろいろな部分で強度の高さがありますので、そこは1戦目の結果も踏まえてもっと上げていかなければならないというところ。選手やチームが(最終予選を)甘く見ているわけではありませんが、対戦相手のモチベーションや準備してきたものを上回る必要があることは選手とも共有しています。もちろん対戦相手は変わるので、やるべきことのオプションは持っておく必要がありますけど、これまでやってきたベースを忘れてはいけないとも思います。そこをチームとして持ちつつ、対戦相手を上回れるようにその時々のオプションを持っておきたいと思っています」と語った。

 選手たちが戦術面やコンディション面などさまざまな課題を口にしたオマーン戦の内容について、同監督は「海外組が多いなか、フィットネスの部分で本来持っている彼らの100パーセントというところではないので、現状でできる100パーセントを発揮して戦うことをこれまでやってきました。その中でどう戦術を活かしていくかは、オマーン戦の反省として選手たちには伝えたところと、あとは私自身の反省ですね。与えられた期間の中でもっと選手たちに意思統一できるよう画を持たせてあげることは、もっともっとやらなければならないことだと思いますし、選手たちにもそう伝えています」と言及。

 また「選手にはできることを準備してほしいと言いましたが、全て監督の私が準備期間から試合に向けての部分は責任を持ってやらないといけないところで、結果に反映されなかったところは自分の反省として持っています。次の中国戦に向けて、選手とは移動の時から立ち話を含めて話せるところは話していますし、こちら(カタール)に来てからもチームとして時間をとってミーティングもしています。選手個々に何を感じていたのか聞きながら、私自身も伝えながら、いつでもどこでもコミュニケーションを取ってきています」と語った。

 8日に対戦する中国の印象について問われると「個の能力が非常に高い選手がいると思いますし、チームとしてシステマチックに可変して相手を攻略しようとする戦術を持つチームだと思っています」とコメント。その中国戦に向けて選手のコンディションは「こちらに来て、暑い中トレーニングを昨日と一昨日と屋外で行いました。選手たちはキツそうでしたが、個とチームのコンディションを上げるということで強度の高い練習を行ってくれています。これからは試合前日として冷却システムのあるスタジアムで行いますが、ここまで暑いところでやってきた中で空調が効くようになるのは、選手たちにはプラスになると思っています」と口にしている。

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