ウィリアン、アーセナルでの日々を振り返り「残念ながら幸せではなかった」

今夏コリンチャンスに移籍した元ブラジル代表FWウィリアンは、アーセナルでの日々を振り返って抱えていた思いを口にした。6日、イギリス紙『スタンダード』が報じている。

　現在33歳のウィリアンは昨夏チェルシーからアーセナルに移籍するも、“ガナーズ”では本来の輝きをほとんど見せることができず。今夏、2年の契約期間を残してクラブとの契約を解除し、古巣のコリンチャンスへ約14年ぶりに復帰することが決まった。

　シーズンが進むにつれて出場機会を失ったウィリアンは、当時の心境を回顧。多くの葛藤の末に、今夏母国へ復帰することを決断したと語った。

「僕は家族や近しい人たちと一緒に、本当にたくさん考えた。残念ながら、僕のアーセナルでの時間は良いものではなかったし、クラブで幸せではなかったんだ」

「詳細に言う必要はないと思っているけど、僕は幸せではなかったし、ブラジルに戻ることがベストの選択だと考えたんだ」

「他の選択肢も検討したけど、僕はコリンチャンスに、僕の家に帰って、家族の近くにいたかったんだ。コリンチャンスは僕を世界へ飛び出させてくれたクラブ。そして今が復帰の正しいタイミングだったんだ」