「ヴォーグ(VOGUE)」が、イタリア版とフランス版の新編集長を発表した。Francesca Ragazziがイタリア版、Eugenie Trochuがフランス版の同職に就任。今年2月にはインフルエンサー マーガレット・チャン(Margaret Zhang)を中国版ヴォーグの編集長に起用するなど、グローバル全体で次世代に向けたコンテンツ制作を進めている。
Ragazziは、過去にイタリア版ヴォーグのトレンドディレクターを担当。編集長就任後は、ヨーロッパのヴォーグのエディトリアルディレクターEdward Enninfulのもとで同職を務めていくという。Trochuは、2011年にインターンとしてコンデナスト(Condé Nast)に入社。元編集長エマニュエル・アルト(Emmanuelle Alt)の後任として、フランス版ヴォーグの編集チームを率いる。米版ヴォーグの編集長やコンデナストのコンテンツ最高責任者を務めるアナ・ウィンター(Anna Wintour)は、Trochuの就任について「フランス版ヴォーグが彼女のリーダーシップのもとで成長し続けることを楽しみにしています」とコメントした。
なお、日本版ヴォーグでは、10年以上トップとして手腕を振るってきた渡辺三津子編集長が年内で同職を退任することが決まっている。
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