柴崎、中国戦に向けた準備を振り返って評価…「雰囲気がオマーン戦とは違った」

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2021年09月08日 07:36  サッカーキング

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中国戦の勝利を振り返った柴崎 [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選第2節の中国戦を勝利で終え、MF柴崎岳が試合後にコメントした。

 初戦のオマーン戦で敗れ、絶対に勝ち点3を手にしたいなかで臨んだ中国戦は、「非常に練習から緊張感だったり、雰囲気というのがオマーン戦とは違ったものとなりました」と語った柴崎。この日の勝利という結果については、「勝利を勝ち取っていくというメンタリティーは今日の試合で出せていた部分もあります」としつつも、「個人的に1戦目のこともあり、喜ばしいというか、そこまで嬉しい気持ちにはなれなかったので、気持ちを引き締めて、また10月に向けてパフォーマンスを良くしていきたい」と話した。

 この日フル出場を果たし最後まで安定したパフォーマンスを見せた柴崎は、オマーン戦を終えてからの具体的な準備について問われると、「1戦目と2戦目の準備期間の長さは実際ありましたし、自分たちが試合に向けて練れる練習の量は時間を持てた」と振り返り、「単純に選手のフワッとしていないピリッとした意識ですとかが、1戦目、2戦目の準備の部分で少し変わったかなと感じます」と評価した。

 前半は相手を敵陣に押し込み続けたなか、後半は一転して前に出てきた中国への対応を強いられた日本。柴崎は「テンポが速すぎて起こりうるカウンターの応酬というか、そういった展開を避けたかった」として、「ボールを保持する時間を少しでも長くできれば攻撃を受けることもないので、そこは落ち着いてボールをあまり単純に失わないように心がけている部分は、後半は特にありました」と試合の中での意識についても語っている。

 2試合を終えて1勝1敗という成績で迎える10月の戦いでは、ライバルのサウジアラビア、オーストラリアと対戦する。この連戦が「一つ予選のターニングポイントになる」と口にした柴崎は、「中国戦への準備の部分をスタンダードにしないといけないですし、よりよくしないといけないと思うので、勝利に浮かれず、まだまだ自分たちは厳しい立ち位置にいるんだと自覚して、10月に向かえたらと思います」と気を引き締めた。

 柴崎が“ターニングポイント”と位置付けるサウジアラビア戦とオーストラリア戦は、それぞれ10月7日、12日に行われる予定となっている。

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