FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループC第6節が8日に行われ、イタリア代表とリトアニア代表が対戦した。
イタリアは2日に行われたブルガリア代表戦と5日に行われたスイス代表戦の2試合をともにドロー。前節先発のFWチーロ・インモービレとFWロレンツォ・インシーニェがチームをすでに離脱しており、イタリアは前節から先発メンバーを8名交代した。
試合は11分、モイーズ・キーンがリトアニアのバックパスのミスに反応。キーンはエリア左でボールを奪うと、右足を振り抜きGKと左ポストの間にシュートを決めた。イタリアが幸先よく先制に成功した。
さらに14分、ジャコモ・ラスパドリがエリア右で後ろ向きにパスを受け取ると、身体を反転させて左足一閃。このシュートはDFエドガラス・ウトクスに当たり軌道が変わると、ボールはゴールネットを揺らしてオウンゴール。イタリアが2点目を獲得した。
イタリアは24分、フェデリコ・ベルナルデスキが右サイドをオーバーラップしてきたジョバンニ・ディ・ロレンツォにパスを出すと、ワンタッチで折り返す。DFユスタス・ラシクカスがゴール前でこのボールを弾くと、ラスパドリが押し込みゴール。
29分、ベルナルデスキが浮き球のパスを前線に送ると、裏に抜けたキーンがGKとの1対1を制して、イタリアが4点差とする。
イタリアは54分、ブライアン・クリスタンテのサイドチェンジで右サイドのベルナルデスキにボールが渡る。ベルナルデスキのバックパスを受けたディ・ロレンツォは右足でシュートを撃つと、ゴール左に吸い込まれた。
このまま試合は終了して、イタリアがリトアニアに5−0で勝利を収めて3試合ぶりの白星を飾った。
【スコア】
イタリア代表 5−0 リトアニア代表
【得点者】
1−0 11分 モイーズ・キーン(イタリア代表)
2−0 14分 オウンゴール(イタリア代表)
3−0 24分 ジャコモ・ラスパドリ(イタリア代表)
4−0 29分 モイーズ・キーン(イタリア代表)
5−0 54分 ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(イタリア代表)