米ラッパーのリル・ウージー・ヴァート(26)が、額に埋め込んでいたピンクダイヤモンドをファンにもぎ取られたと明かした。リルは今年2月に額にダイヤモンドを埋め込んだ姿を披露、その大きさは10カラット超でフォロワーの間では「2400万ドル(約26億円)の価値がある」と話題になっていた。
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『TMZ』は現地時間5日、リル・ウージー・ヴァートがかつて額に埋め込んでいたピンクダイヤモンドについて語る動画を公開した。
リルは今年7月に開催したヒップホップフェステイバル「ローリング・ラウド」に出演し、パフォーマンス中に「観客の中にダイブした時、ファンにもぎ取られるような形になったんだ」とカメラマンに伝えた。ダイブした当時はピンクダイヤモンドの埋め込み状態が完全ではなかったという。
幸い顔に大きな傷などを負うこともなかったそうで、「大丈夫だよ。ピンクダイヤモンドも無事キープしているし、気分は良いよ」と話している。
リルは今年2月に自身のInstagramでピンクダイヤモンドを額に埋め込んだ姿を公開するも、ファンからは「狙われそう」「すぐ外してくれ」と懸念の声があがっていた。後日、ダイヤモンドの周囲から血が流れる写真を投稿し「もし正しい方法で外さなかったら、マジで死ぬかもしれない」と警告していた。
額のピンクダイヤモンドは4月に米ファッションブランド「カルバン・クライン」の広告撮影をした時以来外されたままだったが、「ローリング・ラウド」に出演するために改めて埋め込んだそうだ。今回公開された動画で、リルの額にはダイヤの代わりにバーベルピアスが付けられている。
今回の報道を受け、SNSでは「もっと前に起こらなかったのが不思議なくらいだ」「馬鹿だなあ」と呆れる声が殺到した。
「そもそも、彼の額が安全な場所には見えないけれど。」
「もちろん、起こるべくして起こったことだよ。」
「リルは、なんでそんな奴らが近づくようなことをしたんだ?」
「ファンだったのが幸運だった。僕は、リルが外に出た途端に暴漢に襲われるのではと思っていたからね。」
リルは今年2月、額に埋め込んでいたピンクダイヤモンドは2017年に購入したもので、ローンをようやく支払い終えたと明かしていた。大きさは10カラット超で、価格はブガッティを含む彼の“数台の愛車全部と家”よりも高額とも伝えている。
当時リルはツイッターで、ファンから「なぜ、そんなに目立つ場所につけるの?」といった質問に対し「もし僕が指輪を失くしたら、君達は額につけるよりもっと馬鹿にするだろう。まあ、ジョークだけど。それに僕は保険をかけているから」と答えている。
画像2、3枚目は『Uzi London 2021年2月9日付Twitter、2021年1月30日付Twitter「I’m so natural」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)