マンチェスター・Cが、ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス獲得に興味を示しているようだ。8日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
同メディアによると、フランス代表DFバンジャマン・メンディが4件の強姦と1件の性的暴行の容疑で起訴されたことを受けて出場停止となったこともあり、チーム内に左利きの左SBがウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコしかいないという状況。これを受け、ジョゼップ・グアルディオラ監督は左利きで同ポジションに対応する選手を求めていると伝えている。
また、テオ・エルナンデスにはパリ・サンジェルマン(PSG)も関心を寄せていると報じられたものの、同じポジションにはポルトガル代表DFヌーノ・メンデスをスポルティングからローン移籍で獲得したこともあり、手を引いたとも伝えられている。
現在23歳のテオ・エルナンデスは、アトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2016年7月にトップチームに昇格。アラベスへのローン移籍を経て、2017年夏にレアル・マドリードへ移籍した。ミランには2019年夏に加入している。なお、バイエルンに所属するフランス代表DFリュカ・エルナンデスはテオの兄でもある。
スペイン、イタリアを渡り歩いてきたテオ・エルナンデス。果たして、移籍となれば次の行き先はイングランドとなるのだろうか。