FW岡崎慎司が、9日にカルタヘナ入団会見を行った。同日にクラブ公式サイトが伝えている。
現在35歳の岡崎はこれまで、清水エスパルスやシュトゥットガルト、マインツ、レスター、ウエスカでプレー。海外キャリア通算で公式戦356試合に出場し、74ゴールを記録している。同選手は昨シーズン終了時にウエスカを退団し、8月31日にラ・リーガ2部で2年目を戦うカルタヘナへの加入が決定した。
新天地で背番号「16」を背負う岡崎は、「スペインでプレーしたいと思っていたところ、クラブが声をかけてくれて、プロジェクトを紹介してくれて、ここに来ることができました。自分自身の目標は設定していませんが、チームが総合的に成長し、今シーズンの目標を達成できるように手助けしたいと思っています」と意気込みを示した。
続けて、「素晴らしい歓迎を受けました。(パブロ・)デ・ブラシス(※マインツ時代に同僚)やガストン・シルバ(※20−21シーズンにウエスカでプレー)とはすでに知り合いだったのでよく話をしました。ドレッシングルームには素晴らしい雰囲気があり、まるで家族のようだと実感しました」と、チームの雰囲気に言及。
また、12日に行われるラ・リーガ2部第5節オビエド戦でデビューする可能性については、「監督が正しいと思えば、僕は日曜日(12日)にプレーする準備ができています」と語った。
会見に同席したカルタヘナのパコ・ベルモンテ会長は、「カルタヘナにとって、岡崎のような選手がいるのは贅沢なことなのです。彼は3度のFIFAワールドカップ出場と1度のプレミアリーグ優勝という素晴らしい実績を持っている選手です。彼は今シーズン、我々に多くの喜びを与えてくれることでしょう」と、岡崎の活躍に期待を寄せた。
【画像】岡崎慎司がカルタヘナで入団会見
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