バルセロナのロナルド・クーマン監督は、カンプ・ノウで加入セレモニーを行ったオランダ代表FWルーク・デ・ヨングについてコメントした。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
バルセロナへの加入に際し、9日に本拠地のカンプ・ノウで“ブラウグラーナ”のシャツに袖を通した姿をお披露目したL・デ・ヨング。今夏、移籍市場最終日にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンと入れ替わる形でセビージャから加わった長身ストライカーは、同じくオランダ人のクーマン監督にとって“悲願”ともいえる補強だったようだ。同指揮官は、自身が昨年から獲得を望んでいたことを明かしつつ、L・デ・ヨングとのやり取りについても語っている。
「中央に配置すれば、彼はネイマール以上の脅威になるだろう」
「ルークは我々が抱える選手たちとは違ったタイプのアタッカーだ。すべてのクラブにこのクラスのFWがいるべきだと思うよ」
「昨年から、すでに私は彼のことについてクラブに伝えていた。その時にいたFWたちと彼を入れ替えたかったんだ。試合の流れがルークのようなタイプの選手を求めていれば、彼を出場させるだろうね」
「移籍市場の最終日、我々はアントワーヌ・グリーズマンを放出したため、3人しかアタッカーがいなかった。私と彼の(移籍に向けた)最初のコンタクトは8月8日だったが、それ以前に彼は私に、なぜバルセロナにはこのようなタイプのFWがいないんだと聞いてきていたよ」