2020−21シーズンまでボーンマスでプレーし、現在無所属となっている元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、古巣アーセナルの練習に参加する可能性があるようだ。9日、イギリスメディア『ミラー』が伝えている。
同メディアによると、アーセナルのミケル・アルテタ監督が、木曜日に行われた記者会見の中で、「ウィルシャーがアーセナルのトレーニング施設で練習を行うことは出来るのか」と問われたところ、「彼はかつての同僚であり、このクラブに関わる人物の誰からも愛されている。ドアは常に開いている」と答えたと報じている。
なお、同選手はイタリア・セリエB所属のコモの練習に参加し、契約濃厚と伝えられていたものの、ウィルシャーがEUのパスポートを持っていなかったことから契約締結には至らなかった。
現在29歳のウィルシャーは、アーセナルの下部組織出身で、2008年夏にトップチームへ昇格。その後ボルトンとボーンマスへのローン移籍を含めて10シーズンに渡り、アーセナルに所属した。2018年夏にはウェストハムへフリー移籍を果たすも、2020年10月に無所属となり、2021年1月にボーンマスへ加入した。
プレミアリーグ通算182試合に出場した経験を持つ同選手。果たして、アーセナルでの練習参加は実現するのだろうか。