バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリは、欠場することよりも試合が続いている方が好きであることを強調した。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在18歳のペドリは昨シーズンのリーグ戦の開幕戦・ビジャレアル戦でデビューを果たすと、すぐに主力として定着。公式戦52試合に出場し、4ゴール6アシストを記録した。また、シーズン終了後のEURO2020にスペイン代表の一員として出場すると、大会ベストイレブン・最優秀若手選手に選出される活躍を見せた。さらに、休む間もなくU−24スペイン代表として東京オリンピックにも参戦し、決勝までプレー。これによりペドリは、クラブと代表を合わせて合計73試合に出場するという異次元の出場数を記録した。
2021−22シーズンもラ・リーガ開幕戦のレアル・ソシエダ戦、アスレティック・ビルバオ戦と2試合連続で出場していたペドリだが、フル稼働という状況を受け、ロナルド・クーマン監督は同選手に“特別休暇”を与える決断を下した。これにより、同選手は8月21日のラ・リーガ第3節のヘタフェ戦から、スペイン代表でのFIFAワールドカップカタール2022欧州予選3試合を欠場した。
すでに6日からトレーニングに復帰していることが明らかになっており、14日に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のバイエルン戦での戦列復帰が期待されている中、ペドリはスペインメディア『EFE』で「僕はプレーするのが好きだ」と再び出場することを楽しみにしていると語った。
「外にいるときの気分はあまり良くない。本当に早くプレーしたい。休息が重要なことは分かっているが、3日、4日したら自分が最も楽しいと思っていることをするために、ただピッチに戻りたいと思うね」