ファッション誌「マリ・クレール(marie claire)」の米国版が、27年にわたり展開してきた紙媒体の発行を終了したと海外メディアが報じた。
米国版マリ・クレールは、米国のハースト マガジンズ(HEARST MAGAZINES)とMarie Claire Album社が共同で所有していたが、今年5月にFuture plcが買収。Future社はイギリス版のマリ・クレールも所有している。
同誌の展開は6月に発行した2021年夏号が最後となっており、今後はデジタルコンテンツに集約される。今後、新聞販売店で購入可能な特別版の発行を計画しているという。
マリ・クレールは1937年にフランスで創刊された女性誌。日本では2009年に休刊したが、2012年に中央公論新社から「marie claire style」として復刊。今年4月には発行元が読売新聞東京本社となり、誌名を「marie claire」に変更したほか、デジタル版「marie claire digital」も展開している。
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