セリエA第3節が11日に行われ、ナポリとユヴェントスが対戦した。
開幕から1分1敗のユヴェントスは、W杯の南米予選に参加していた選手がメンバーから外れ、フェデリコ・キエーザも大腿の問題で欠場。メンバーを落としての一戦となったが、10分に先制点を獲得する。アルバロ・モラタが敵陣深い位置でのプレスで相手DFコスタス・マノラスのパスミスを誘い、ペナルティエリア左に侵入。モラタは飛び出した相手GKの肩口を抜いてネットを揺らした。
ビハインドで折り返したナポリは、57分に試合を振り出しに戻す。ナポリでの公式戦通算出場400試合目となったロレンツォ・インシーニェは、ペナルティエリア手前からゴール右隅を狙ってコントロールショット。相手GKヴォイチェフ・シュチェスニーがキャッチできずにボールをこぼすと、反応したマッテオ・ポリターノが押し込んだ。
すると85分、ユヴェントスが逆転を許す。左コーナーキックのクリアを試みたモイーズ・キーンのヘディングがゴールへ向かうと、シュチェスニーはなんとかライン上でボールをかき出す。しかし、こぼれ球を相手DFカリドゥ・クリバリに押し込まれた。
試合はこのまま終了し、ナポリは開幕3連勝、ユヴェントスは2連敗で3戦未勝利となった。次節、ナポリは20日にアウェイでウディネーゼと、ユヴェントスは19日にホームでミランと対戦する。
【スコア】
ナポリ 2−1 ユヴェントス
【得点者】
0−1 10分 アルバロ・モラタ(ユヴェントス)
1−1 57分 マッテオ・ポリターノ(ナポリ)
2−1 85分 カリドゥ・クリバリ(ナポリ)