巨人・菅野、広島・鈴木にまた被弾 江本氏「強気なところが…」

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2021年09月12日 21:30  ベースボールキング

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巨人の菅野智之
● 広島 1 − 2 巨人 ○
<18回戦・マツダ>

 12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島−巨人戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人のエース・菅野智之の広島の4番・鈴木誠也に対しての攻め方ついて言及した。

 この試合前まで菅野は、鈴木の今季対戦成績が打率.500(12−6)、4本塁打と苦手にしている。1−0の2回無死走者なしの第1打席、初球のストレートでストライク、2球目のフォークで空振りを奪い簡単に追い込むも、3球目のストレートをレフトスタンド上段に運ばれた。

 江本氏は「逃げた球を打たれているんですよ。鈴木の初球にキャッチャーがインコースを構えて、ボールが外へ逃げてストライクになった。それ自体で負けている」とバッサリ。

 「ストライクはストライクなんだけど、最後のインコースのボールも、インハイに投げなきゃいけないのに怖いから、逃げて打たれているんですよ。もっと荒々しいピッチングをしないと。俺はすごいんだ、大投手なんだと、きれいな球を投げようとしても今は打たれるんだから」と苦言を呈した。

 1−1の3回二死二塁の第2打席は、捕手の小林誠司が外目に構え、やや敬遠気味の四球。江本氏は「なんでインコースにいかないのかね。外に4球投げても意味がないでしょう。外へ逃げたのかと、バッターの方も次の打席も楽に入れますよね。強気なところが欠けていて、いい時のイメージできれいな球を投げようとしすぎている」と指摘した。

 1−1の6回無死走者なしの第3打席は、2ボール2ストライクから外角のスライダーで空振り三振。江本氏は「一発すっぽぬけがよかったですよね。インコース気味にきましたからあれが効きましたよね。鈴木も少し絞れなかったですよね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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