吉田麻也がサンプドリアの今季第1号!…ドローでインテルの開幕3連勝阻止

2

2021年09月12日 21:34  サッカーキング

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

サンプドリアとインテルが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第3節が12日に行われ、DF吉田麻也が所属するサンプドリアとインテルが対戦した。吉田は開幕から3試合連続のスタメンフル出場を果たした。

 序盤はサンプドリアの好守に苦しんだインテルだったが、18分にセットプレーで先制点を成功する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、フェデリコ・ディマルコがキッカーを担当。左足を振り抜き、鋭い一撃をゴール左上隅へと突き刺した。



 33分、サンプドリアが試合を振り出しに戻す。右コーナーキックの流れからゴール前で混戦になると、相手のクリアボールにペナルティエリア中央の吉田が反応。左足で合わせたシュートはインテルのエディン・ジェコに当たってコースが変わり、ゴール左に吸い込まれた。サンプドリアは今シーズンの初ゴールとなり、吉田にとっては2021年1月24日のパルマ戦以来となる加入後2点目となった。



 インテルは44分に勝ち越しゴールを奪う。自陣中央でハカン・チャルハノールがボールを奪い、ショートカウンターを展開。右で受けたニコロ・バレッラはドリブルで寄せてきた相手2人をかわし、ゴール前にピンポイントのクロスを供給する。中央のラウタロ・マルティネスは左足ダイレクトボレーで押し込んだ

 ビハインドで折り返したサンプドリアは、後半立ち上がりの47分に再び追いつく。右サイドの深い位置でフランチェスコ・カプートの落としを受けたバルトシュ・ベレシンスキは、キックフェイントで相手をかわし、左足でペナルティエリア左にクロスを供給。待ち構えていたトンマーゾ・アウジェッロは左足ダイレクトボレーでゴール左上に突き刺した。

 サンプドリアは74分に決定機。ペナルティエリア左からミッケル・ダムスゴーが左足でゴール右下を狙うが、相手DFダニーロ・ダンブロージオのカバーに阻まれる。

 インテルは75分、シュートを吉田にブロックされたステファノ・センシが右ひざを負傷。インテルは交代枠を使い切っていたためセンシはしばらくプレーを続けたが、87分にプレー再開を断念してインテルは10人で残り時間を戦う。

 試合はこのまま終了し、サンプドリアは2試合連続ドローで2分1敗、インテルは今季初ドローで2勝1分となった。次節、サンプドリアは19日にアウェイでエンポリと、インテルは18日にホームでボローニャと対戦する。

【スコア】
サンプドリア 2−2 インテル

【得点者】
0−1 18分 フェデリコ・ディマルコ(インテル)
1−1 33分 吉田麻也(サンプドリア)
1−2 44分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
2−2 47分 トンマーゾ・アウジェッロ(サンプドリア)
    ニュース設定