DF長友佑都のFC東京加入が発表された12日、明治安田生命J1リーグ第28節の柏レイソル戦後に長友の加入セレモニーが行われ、FC東京サポーターの前に姿を現した。
長友は背番号50のユニフォームを着用してスタジアムに登場。「FC東京50番の長友佑都です。11年ぶりに帰ってきました」と始め、サポーターに挨拶し、感謝の言葉を述べた。
「また僕に挑戦するチャンスをくださったこと、そして待っていてくださったサポーターのみなさん、本当にありがとうございます」
長友は2010年にレンタル移籍でチェゼーナに加入。その翌年にインテルに移籍した。古巣に帰還する想いを海外挑戦の決断と比べて、「11年前の当時を振り返っても相当な野心があったと思うんですけど、今はそれ以上の野心と情熱に溢れてます」と熱く語った。
また、「僕はこのクラブで勝利したいです。このクラブでタイトル獲りたいです」と自信の目標をストレートに伝えると、客席からは拍手が送られた。
「そのために自分にも厳しく、チームメイトにも厳しく、高め合っていきたいと思います」
「ただ僕一人の力でもダメだし、チームメイトの選手だけの力でもダメだと思います。皆さんの力が必要です。熱量が必要です。今は声を出せないと思うんですけど、皆さんの熱量だったり拍手っていうのは僕たちに届きます」
「なのでもう一回一丸となって強い東京を作っていきましょう」
また、最後に「おっしゃー!僕は本気ですから。優勝しましょうや!みんな。タイトル獲って」とサポーターと共に気合を入れた。
今夏にマルセイユを退団していた長友は、今季も引き続き欧州でのプレーを希望していること明かしていたが、同選手の誕生日である12日に約11年ぶりの古巣FC東京復帰が発表されていた。