エースの風格が戻ったDeNA今永 真中氏「タイガース打線は打つ隙がなかった」

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2021年09月13日 08:24  ベースボールキング

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DeNA・今永昇太
◆完全復活を印象付ける快投

 DeNAが先発の今永昇太が8回1失点の快投で4勝目(4敗)を挙げた。

 先発の今永は初回に先制点を許したものの、2回以降はほぼ完璧な内容。打線の援護にも気を緩めず、8回112球、6安打1失点11奪三振の好投で後半戦初勝利をマークした。9回は2番手としてシャッケルフォードが登板したが、阪神・大山悠輔の打球が直撃し緊急降板。それでも最後は、トミー・ジョン手術から復帰した田中健が、3年ぶりとなる一軍登板を無失点で締めた。

 12日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した真中満さんは、今永について「今日は文句なしの投球ですね」とコメント。「立ち上がりこそ1点失ったんですけども、これは柴田(竜拓)の守備がちょっと緩慢というかのんびりした感じがしたんですよね」とし、「そこで1点取られた後だったんですけど、ストレート、チェンジアップ、カーブでタイミングを外しながら、緩急を含めて冴えたピッチングでしたよね」と快投を称賛。「ちょっとタイガース打線は打つ隙がなかったなと、そんな投球でしたね」と締めくくった。

 同じく解説の齊藤明雄さんも「(今日)見ていると三振を狙って取れるピッチャーだなと思いました。肩の手術から立ち直ってきたんですが、やはりストレートの走りというのが良いからチェンジアップ、カーブが活きてくる」と完全復活を印象付けるエースのピッチングを振り返った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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