アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督は、劇的勝利を収めたエスパニョール戦を終えてコメントした。12日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
12日に敵地でエスパニョールと対戦したアトレティコ・マドリードは、前半のうちに先制を許すと、後半もなかなか得点を奪えない時間が続いた。しかし79分にヤニック・フェレイラ・カラスコのゴールでついに追いつくと、アディショナルタイムの90+9分にはトマ・レマルがまさに劇的な決勝ゴールを決め、これで土壇場で勝ち点3を掴み取ることに成功した。
前節はビジャレアルを相手に、ラストワンプレーでのラッキーな形で追いついたアトレティコ。2戦連続となる最終盤のドラマを起こした昨季王者の強さに対し、シメオネ監督はこのようにコメントした。
「私にとって最高だったのは、後半から出場した5人がゲームを変えてくれたことだ。我々には素晴らしい選手たちと競争力のあるスカッドがある。それが、我々が素晴らしいチームであるかどうかを決定づけるものなんだ」
なお、この日スタメン出場して再デビューを飾ったアントワーヌ・グリーズマンについては、「前半はチームとしてあまり良くなかったが、その中でも彼はかなり良かったように見えたね」とポジティブな印象を口にしている。