リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、負傷交代となったイングランド人MFハーヴェイ・エリオットに言及した。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
リヴァプールは12日、プレミアリーグ第4節でリーズと対戦。20分にモハメド・サラーのプレミア通算100ゴール目となるゴールで先制すると、その後2点を追加し、3−0で勝利した。この試合に先発出場していたエリオットは、58分にパスカル・ストライクからタックルを受けて負傷。笛は吹かれなかったものの、近くにいたサラーが異変に気づき、試合を止めるようアピール。すぐさま治療を受けたエリオットはそのまま担架で運ばれピッチを後にした。
負傷交代となったエリオットについてクロップ監督は試合後、「ひどいケガだ。足首を脱臼した。元に戻されたようだが、今は病院にいる」と語ると、次のように続けた。
「彼は再び素晴らしいプレーをしていた。素晴らしい選手だが、戦列を離れることになってしまった。若い選手にキャリアのこの段階でこんな経験をしてほしいと思うか?そんなことは全くない。でも、こうなってしまったからには受け入れなければならない。私たちは彼なしでプレーを続けなければならないが、もちろん私たちは最高な選手である彼が戻ってくるのを待ちたいと思う」
「すぐにどれほどの影響があるのかは分かった。なぜなら、彼の足が正しい位置にないのが見えたからね。だから、みんなショックを受けていたんだ」
なお、リヴァプールはクラブ公式サイトで、足首の重傷を負ったエリオットが退院したことを発表。負傷の詳細は不明となっているが、数日中に手術を受ける必要があることも明らかにしている。
現在18歳のエリオットはブラックバーンへのレンタル移籍から今夏に復帰後、今シーズンはプレミアリーグ開幕から4試合連続で出場。3試合連続でスタメン出場するなど、主力として活躍していたものの、しばらく戦線離脱を余儀なくされることになった。