「親の運転が不安」6割 一方、7割が「免許返納を勧めづらい」と回答 なぜ?

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2021年09月13日 15:12  ITmedia ビジネスオンライン

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写真免許返納に関する調査
免許返納に関する調査

 廃車の買取りサイトを運営するユニオンエタニティ(大阪市西区)は、70歳以上の親を持つ世代を対象に「免許返納に関するアンケート調査」を実施した。高齢の親が運転する車に同乗した際、「ヒヤっとした瞬間がある」と回答した人は63.0%と半数を超えた。



【画像】6割「親の運転が不安」一方、「免許返納を勧めにくい」が7割も なぜ?



 高齢の親が運転する車に乗りたいか尋ねたところ、64.0%が「乗りたくない」と回答した。自身の親でも高齢者の運転に不安を感じる人が多いことが分かる。



 「免許返納を親に勧めづらい」と回答した割合は74.0%で、最も多かった理由は「親のプライドを傷つけてしまう気がするから」(46.0%)。



 次いで「親が免許返納に対して理解を示していないから」(21.0%)、「免許証を身分証として使用中だから」(9.0%)と続いた。親の気持ちを考えてしまうという回答が最も多かった。また、「公共交通機関が整備されていない地域に住んでいる」「代わりに運転してあげることができない」といった声もあった。



●83.0%が「親に免許を返納してほしい」



 親に免許を返納して欲しいと思うか尋ねたところ、「思う」が83.0%と大多数を占めた。そのうちの79.0%が理由として「事故を起こしてほしくないから」と回答。一方、「思わない」と答えた人も17.0%いた。



 「住んでいる場所が車が無いと不便だから」「車が無いと生活できないから」といった生活環境や「免許証が便利なので、持っておいて欲しい」など利便性を理由に挙げる人が多かった。そのほか、「返納しなくても乗らなくなると思う」「本人に運転する気がない」といった免許返納をしなくても車を運転しないという理由も聞かれた。



 86.0%が「自分が高齢になった際には免許を返納しようと思っている」と回答しており、自身の免許返納に関しては前向きであることが伺えた。



 車を何歳まで運転したいかについて最も多かったのは70代という結果に。定年が65歳に引き上げられることもあり「70歳まで働きたいから」といった理由や、それに伴い「70歳くらいまでなら大丈夫そう」というイメージを持つ人が多く見られた。



 内閣府の調査によると、19年の75歳以上の運転者による死亡事故件数は625件だった。75歳以上と75歳未満の運転者の死亡事故を人的要因別に比較すると、75歳以上は操作不適による事故が28.0%と最も多く、このうちハンドル操作不適が13.7%だった。ブレーキとアクセルによる踏み違い事故は、75歳未満が全体の0.5%なのに対し、75歳以上は7.0%という結果となった。



 今回の調査は、70歳以上の親をもつ世代を対象にインターネットで実施。期間は21年7月23〜30日、有効回答数は300人。


このニュースに関するつぶやき

  • 言っても聞かないのが目に見えてるしな。他人様を巻き込まずに二人まとめて死んでくれれば何も言うことはありませんよ。
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  • 運転をする事で僕らを育ててくれた父に「もう車を乗るな」とは結局、言えなかった。父が亡くなる1月前まで乗っていた車を、今、僕が乗っている。灰皿には二本の吸殻。未だに棄てられずにいる。
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