マンチェスター・Uを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをすべての試合で起用する必要はないことを強調した。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今夏ユヴェントスから2009年以来となるマンチェスター・U復帰を果たしたC・ロナウドは、11日に行われたプレミアリーグ第4節のニューカッスル戦で2度目のデビューを果たすと、2ゴールを挙げ、4−1での勝利に貢献した。
36歳にして復帰初戦で千両役者ぶりを発揮したC・ロナウドだが、スールシャール監督はすべての試合で同選手を起用するような圧力はないことを主張し、「彼を外すことは不可能ではない。彼は36歳だ。メイソン(・グリーンウッド)は19歳だから、同じことだ。彼の時間も管理しなければならないし、36歳の時間も同じように管理する必要がある」と休ませることもあると明かした。
また、スールシャール監督は今夏加入したフランス代表DFラファエル・ヴァランと共にC・ロナウドが他の選手たちに好影響を与えることを期待していると語った。
「グループに質の高い選手が加われば加わるほど、より健全な競争となり、尊敬するべきリーダーも増える。ラファエルやロナウドが加入したことで、みんなは驚いたと思う。なぜなら、彼らは勝者だからだ。彼らは勝つべきすべてのものを勝ち取ってきた。彼らが自分自身に要求しているものを見て、若い選手たちや他の選手たちはこれがトップに立ち続けるための方法かと感じることができる。だから、みんなにとっていいことしかない」